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まどマギ8話以降鑑賞その後…

2012年03月09日
こんばんは、巳永です。
今日は、まどマギの8話以降を漫画で読んできました。

実は7話までは結構前に見ていたのですが、
話の内容を整理していて(フィクションの作品に慣れていないものですから)、
しばらく間隔が開いたまま過ごしていました。
(前回の記事の時は、まだ7話までです)

今回は、その中で印象に残ったシーンなどについて書きます。


※割とネタバレなので、まどマギに興味のある人でまだ見ていない人は、
読まないほうがいいかもです。あと、それなりに話が重いです。
それでもいいという方はどうぞ










改めて言いますが、やっぱり一般によくある「魔法少女」ものの作品とは
世界観が随分違うなあと。

ひだまりスケッチの作者さんが、まさか人の死ぬ話の絵を描くなんてと衝撃が走った放送前は、
血だまりスケッチなんて言われ方をしていたみたい。

実際、血だまりどころの話ではないんですけどね…。



8話9話あたりでは、さやかが本格的に堕ちてしまいます。
親友まどかともすれ違い、心も体も寒くなって最後には…。

1話あたりの、まどかさやか仁美でわいわい喋ってた頃を思い出した方には、
かなり重くのしかかったシーンなのではないでしょうか。


…こういう状況って、お互いが相手のことを憎んでいるわけではないんですね。
お互いの相手を思う気持ちが強いからこそ、ちょっとしたすれ違いが真逆のベクトルを織り成し、
思いやりとは裏腹に割れてしまうって、そういうことなのでしょう。

ただいがみ合ってぶつかり合って喧嘩して、のパターンとは違って、
同情を誘う表現になっているような気がします。

リアルで家族の喧嘩を見ていたときのことも含めて思ったのですが、
この世に絶対的な正しさはなく、
正しさと正しさが相容れないこともあるということです。

正義と悪が戦う世界は、もう終わったのでしょうか。
これからは、正義と別の正義が戦う時代なのかも知れません。



私が一番心に来たのは、対オクタヴィア(さやかが堕ち果てて成った魔女)戦
で最期を遂げる数刹那前の、杏子の発言です…。


…頼むよ 神様、こんな人生だったんだ…。
一度くらい幸せな夢見させてよ…


その後の「独りぼっちは寂しいもんな」という旨の発言もさながらだけど、
私としてはこっちのほうが強かったかな…

私も泣きっ面に蜂の如く不幸な時や、怨めしくて妬ましくて仕方のないときとか、
心の底からこみ上げてくる混沌がどうしようもなくなる時があるのですが、
そういう時、杏子ちゃんの気持ちが痛いほどに分かります。

あんなに想っていたのに、父親と関係が壊れてしまって、
しかも魔法少女になって、学校にも行けず、
幸せの陽の目を見ること無く、自分の最期を悟ったのでしょう。

家族もいて、魔法少女でもない私だけど、
彼女の過酷な人生は私の今までと重なる気がしてなりません。
「私が近いうちに絶命したら、こう思いながら逝くんだろうな」って。

運命は全てに対して平等には与えてくれません。
その後キュウべぇが、まどかに突きつけた
「4秒に10人と増える君達人類が、一個体の生死にそこまで執着するのは何故か」
という疑問も、抱いたことがあります。
人間としては、恥ずべきことなのかもしれませんね。

9話はそれくらい心に深く染みてきました。



最終話は、当然ながらこの作品の集大成といえる話になっています。

「わたしの、最高の友達」

このタイトルからは、想像もつかないほどあんまりな、だけど仕方のない結末でした。
だいぶまえの、杏子の「命を懸けるってのは、そうするより他にない奴がすることさ」というセリフが
伏線になっていたのね…。

まどかは、これでほむらちゃんに恩を返せたのでしょうか。
事実、ほむらはまどかのことをひたむきに思って、何でもしてくれて。
自分が消えてしまうかも知れないというリスクをも恐れず。
でも、それにしては、あまりに大きすぎる代償かもしれません。

私はほむほむ派なので、まどかはよくやってくれたと思います。
時間を巻き戻せるのはほむらだけですから、そのほむらが死んでは、
まどかも同じように絶望にくれていたかもしれません。

でも、おめでとうほむらちゃんを救えて、とは、とてもいえないかな。
まどかは結果的に、自分の存在自体を代償として捧げてしまった。
ほむらこそまどかのことを覚えていても、
自分が救った世界の人々が、救ってくれた人のことを覚えていないなんて、
そんなの、あんまりだよ。





全体を振り返ってみると、なんとも哲学的で、
自分の生自体についても深く考えることになった作品でした。
ほむらはより愛しく杏子はより近しく、そんな風に思いました。


また、二人の絵は今後も描いていこうかな。
前回言っていた杏子の絵は完成したので、近いうちに公開します。

それではまた。
とんでもない時間にこの記事書いているけど、
深夜まわってから読み始めちゃったもので… Don't worry.
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