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数学II・Bの参考書は、日常学習には旧課程でも十分!?

2015年10月10日
ごきげんよう。

化学が好きで勉強しているって話はしたと思うけど、
資格のために物理も必要ということになって、
物理もある程度はやっているのだが…
力学で三角比の計算が出てくるから、
ゼロから教えてくれる本なのにそこでつまずいちゃってね。

物理を本業でやるような進路では、だいたいは数学I・A・II・Bは最低でも必修,
IIIも人並み程度にはわからないとマズイ感じなので、
その本でも「高校数学の知識くらい、物理でまで解説しなくたって
ある程度はわかりますよね?」ってな感じの記述で頭打ちに。

私も高校時代、数学に泣かされた身なんだよね。
数学IIの「微分積分」メインの中間テストで、
赤点の半分はかろうじてあるけどって点数取って、
先生に「もう少し頑張らなきゃ、いけないねえ」と言われてしまった。

それでショックを受けたってのもあって、
現役高校生時代は数学は捨てていたってのがある。

そんな中、最近せっかく興味を持った物理のためなら、
せめて数学の基礎の基礎くらいは修得しようと思ったわけ。

前述の「物理を本業でやるような進路では…」の段落を読んで、
「数学Cはないの?」と思った方は、特に今回の記事は読んでいただきたい。




さて、では本題。

こうして数学を再度学習することになったわけだけど、
勉強を始める前の難関として、ご存知の方も多いと思うが、
2012年度入学者から、教育課程が変更されている。
教育課程とは、たとえば「織田信長の政策についてを、日本史Bで教える」
という風に、どんなことをなんて科目として教えるかってことなんだけど、
厄介なのが、「教えること」が、この変更によって
別の科目で扱うように変更しちゃおうとなること。
現代文が現代文Aと現代文Bに分かれたり、
古典も同じようにAとBに分かれたり、
理系科目(数物化生地)に至っては、2つにわかれたそれぞれの科目の間で、
教える内容を移動させるなどしており、
もはや昔の高校生の常識は通用しなくなっている。


これには、参考書を著作する人も泣いていると思うんですねえ。
古い教育課程の参考書では、新しく追加された単元が学べない。
生物I・II→生物基礎・生物に至っては、覚えるべき用語の変更もあったと聞く。
だから需要が新しいほうに移り、古い方はほぼ売れなくなる。
数学で言えば、数学Iに「データの分析」が必修化し、
古い参考書を買うとそれの解き方がなくて、ほぼ落とす。
科目の名前は、今回の変更の前後で変わりないものも多いので、
発行年数をよく見て買ってくださいねえ。

「新課程対応」と書いてあるだけでは頼りないよ!
旧課程用の本も、それが出版された時には「新課程」だったから!


「え、じゃあ記事タイトルはどういうことなの?」と思った人もいると思うが、
実は数学II・Bは、大して課程の内容が変わっていない。
新数学IIでは、旧数学I・Aの内容のほんの一部が移ってきたが、
II・BをやっているけどI・Aはない、なんて人はまずいないだろうから、
問題ないと思われる。
I・Aの参考書側でも、旧版にはちゃんと載っているし、新版でも大きいものでは
「旧課程ではこんなこともやっていた」などと言及することもあるし。
いろんな色があるあの参考書の新I・Aでは、「数学IIでやるものだけど
ここでもちょっと触れておくね」とコラムが添えられていた)

また新数学Bについてだけど、こちらは旧数学Cが消えた代わりに、
その中の「確率分布と統計的な推測」が新Bに移動してきている。
そして、「数列」「ベクトル」,あとこれの3つで構成されていて、
センターでは、この中から2つ選んでねなんだけど、
旧数学Bで受験,突破してきた諸君は、
ほとんどの人がこの「数列」と「ベクトル」を選んだはず。
旧課程ではほかにもあと2つあったんだけど、それらはほぼ学校で教わらないから。

二次試験で数学Bを必要とするところでも、数列ベクトルで受験することになるはずなので、
ほとんど問題はないと思われる。

そんなわけで、新規エリアが2つ(そのうち1つは、
旧Bで埃をかぶっていた分野だけど…)も増えるI・Aや、
Cが消えて複素数平面という、嫌いな人ならアレルギーを起こしそうな
ジャンルが、大昔に消えてから復活したIIIと比べると、
旧課程のII・B参考書をやったせいで、
本来新課程で習うべきことが重大に欠落することはないだろう。

もちろん、よほど「確率分布と統計的な推測」をやってみたい、
分からない分野があってはいやだという人には、新版をお勧めするが。



ただしここで注意!
今回は旧課程で高校を修了したものの、
わけあって学び直さなければならなくなった人が、
参考書もすべて新課程のに買いなおさなければならないのか、
となった場合のお話。
現役時代から課程が変更になって学び直す人は、
日常学習として数学をやり直す場合に限っては、
旧課程II・Bの参考書は捨てなくていいよ、
あまり変わっていないから同等のことを学べるよ、ってこと。


大学入試が待っているって人は、当然だが最新の課程に対応した、
問題集なり過去問なりをやって、力をつけていただいたほうが絶対いい。
入試には、近年の出題傾向というものもある。

巳永のせいでどうなったなんて言われても責任は取れん。



さて、ほぼ初学に近い私は、バカ向けというよりも、丁寧な解説がついた参考書を探すか。
数学IIIは独学でわかったら天才、というほど難しいから、
せめてII・Bまででもなんとか…

それではまた。
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コメント
AIMPの記事でたどり着いたのですが
ちょうど数学2Bを勉強していたので記念米させていただきます。
現役のころ使っていた複素数の教科書捨ててしまったので今度は買い直しです(´;ω;‘)
Re: タイトルなし
こんにちは、巳永御永です。
コメントありがとうございます。
現行課程では、複素数の基礎を数学II,
複素数平面を数学IIIで取り扱っているようですね。
II+Bは変更点が少ないからありがたいものです。
I+Aなんかは、ごちゃごちゃ変わりすぎて、
再入学を目指している人は泣いていると思います。
お互い勉強頑張りましょう。

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