09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

マルチディスプレイのつくりかた

2014年09月18日
ごきげんよう。

Minagayashiki1529.jpg

前回、モニター2台でデュアルディスプレイ
(マルチディスプレイ)ができるという話をした。
今回は、それを実現するための方法について紹介していく。


それでは、次のものを用意しよう。
環境次第では、これらを準備してもできない,
あるいはいずれかがなくてもできる可能性があるため、
買って準備する場合は、この記事を読み終えてからにしましょう。

○デスクトップパソコン1台(ノートパソコンについては後述する)
○ディスプレイを挿す穴(後述する)が2つ以上ついたビデオカード
○ディスプレイを2台以上、ビデオカードが認識できる数以下
 (すべて同じ画面解像度,画面サイズ(インチ)に揃えることを強く推奨。
 大きさの合わないディスプレイ同士でやるとストレスが溜まるかも)
○HDMIケーブル(HDMI接続をしたい場合のみ。ディスプレイを買っても
 そこに付属していない可能性が高いため、したい人はほぼ必須)




まず、ビデオカード(グラフィックボード)とは何か。
↓こういうものである。

Minagayashiki1531.jpg

何をするための部品かというと、動画やゲームなどの映像を、
ディスプレイに描写するための装置だ。
なくても多少はできることもあるのだが、高画質のコンテンツを
映し出すためには必要となってくる。

注目してほしいのは、接続するための穴
(このビデオカードでいえば、上の写真側面)。

Minagayashiki1532.jpg

これらはいずれも、ディスプレイをつなぐ、
いわばコンセントみたいなもので、規格によって穴の形状が異なる。

左から順に、「アナログRGB(D-sub 15pin)」,
「HDMI」,「DVI」
と呼ばれる。
あまりに大きい画面解像度の場合は、別の「Display port」という
規格でなければ接続できないこともあるが、
このビデオカードにはないのと、私に縁がないのとで、今回は割愛する。



それで、このビデオカードには穴が3つついているのだが、
どの穴を使うかは、格別こだわりがないならどれでもよい。ただ、
ディスプレイがどの規格に対応しているかだけは確認しなければならない。
(例えば、HDMIは1920x1080未満の画面解像度を持つものには
対応していないことが多いし、逆にそれ以上でも絶対対応とは限らない)
穴は3つあるのに、デュアル(2台)までしか
同時に接続,認識できないものもあるので注意。


また、幅の狭いデスクトップパソコンの場合は、「ロープロファイル」といって、
ある程度小さいビデオカードしか搭載できなかったり、
そのために同時に接続できるディスプレイの数が減ったりする。
お持ちのパソコンが「省スペース」といわれているならば、その可能性が高い。

あわせて、ビデオカードを購入する際は、
マルチモニタにしたパソコンをどう使うかによって、
カードの仕様を確認して選ばなければならない。

たとえば、前述したモニタ端子が初めから本体に複数ついていて、
軽いウェブサイト閲覧の2画面表示程度しかしないなら、
ビデオカードを買う必要すらない場合もある。

一方、フルHDのディスプレイ3台構成で、攻略サイト見ながらSkypeしながら、
大画面で高画質で3Dのゲームをする、なんて人は、
並大抵のレベルじゃない、数万円する超高性能なものを買わなければ、
処理が追いつかずに使いものにならないことが多い。

ファンの大きさによって、どれくらいのスペースを占有するかなども、
きっちり下調べをしておくこと。
事前に製品のレビューを読んでおくと、
どんな用途に向いているか,安定するかなどが分かってよい。



余談として、ここまでデスクトップパソコン前提で書いてきたが、
ノートパソコンでもD-sub端子などがついているものもあり、
その場合はそこにディスプレイをつなげば、
本体をメイン画面,つないだディスプレイをサブ画面として、
ノートでデュアルとして使うことができる可能性もある。
できる場合は説明書に記載があるはずなので、そちらを参照。

ただ、ノートパソコンはパーツをギュウギュウに詰めて作ってあるため、
あまり大きな負荷のかかることをさせ続けるのはおすすめしない。




さて、接続についてだが、まずパソコンの電源を切って、
ビデオカードが不要なら、本体に複数あるDVIなどのモニタ端子に
それぞれディスプレイをつないでみよう。

ビデオカードを用意した場合は、コンセントを抜き、
一旦PCケースを開ける必要がある。その後、先に示したビデオカードの写真で、
下部にある金色の端子を、パソコン本体のマザーボードについている、
PCI-Express x16(たいていのビデオカードはこの穴)に差し込む。
空きポートがあればパソコンの説明書に書かれているので、それを参考に。
最近では「PCI-Express 3.0」などと呼ばれていることもある。
その後、DVIなどの端子に、繋ぎたいディスプレイを
すべて接続すれば、設置は準備完了。

終わったら、早速起動してみよう。



Minagayashiki1528.jpg

前回掲載したこの写真のように、まずは同じ壁紙が両方のディスプレイに
映っていることが多い(というか、まだ設定していないのでほぼ当然である)。
本当は追加したてのディスプレイにはガジェットなどは表示されないんだけど、
見栄えが悪かったのでいろいろ起動しちゃった



追加したディスプレイだけ真っ暗、繋いだのに」という場合は、
Windowsが認識していないのかも。次の手順で認識させる。

まず、デスクトップの何もないところを右クリック→「画面の解像度」。
dd01.png

そして「検出」をクリック。これでも認識されなければ、接続が正しくないか、
ディスプレイやビデオカード,パソコンなどの機器が
マルチモニタに対応していなかったり、壊れていたりする可能性が高い。
本体のD-subに1台,ビデオカードのDVIに1台なんてつなぎ方はダメだからね!
本体かビデオカードか、どちらかにすべてのモニターをつなぐこと。


番号が振られているが、1番になっている機器にスタートメニューが
表示され、メインとして扱われる。

また、ディスプレイの絵をドラッグすると位置を調整できるし、
2番以降をクリックして「これをメインディスプレイにする」をチェックすると、
順序を変えることができる。



ちゃんと識別されたら、個別の壁紙にしてしまおう。
ここで前回名前を出した、Multiwallpaperの登場だ。
↓作者さんのサイトはこちら
http://soft.g-sce.com/multiwallpaper/

起動画面。
dd02.png

↓操作方法はこんな感じ。

dd03.png

簡単でしょう?
マルチディスプレイに、個々の壁紙を設定するソフトは、
現状これ一択(だと私は思っている)。

製作者さん、ありがとうございます!

Minagayashiki1529.jpg

さあ!これであなたも能率よく、遊びも仕事も快適にこなせる環境を
手に入れましょう!

それではまた。
スポンサーサイト
PC関連 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示